ぴゅあふる一が探索の時心がけていることその1~難しいシナリオでこの先生きのこるには~

 今回は私がCoCの探索において心がけていることについて書こうかと思います。私のPLとしてのプレイスタイル……というか信条としては、以前書いた記事にもあるように卓自体を盛り上げようというものなんですが、かといって探索をおざなりにしているわけではなく、むしろプレイングとしてはガッチガチな探索を行っていると自負しています(探索者の個性により縛りはありますが)。
 もしかするとこの記事を読んで「そこまでする必要あるか……?」と思われる方もいるかもしれませんが、多分そんな必要はないです。優しいKPならヤバくなれば助け舟を出してくれますし、そうでなくとも中途ロストを嫌うKPは多いと思うので、何とかしてくれると思います(個人的な感覚ですが)。正直この記事で書かれていることは合理的な探索というよりは、私の性格と私のシナリオの趣向が表れているだけです。
 ただ、他の人のプレイスタイルや探索スタイルというものは卓を長く囲んでいないとわかりにくいものですし、経験上珍しいタイプなのかなあと思ったので、今回の記事を書こうと思った次第です。サブタイトルに書いた通り、難しいシナリオをプレイするときに役立つと思うので、「難しいシナリオをクリアするためにはどうすればいいのか」をコンセプトに解説していきます。
○難しいシナリオでこの先生きのこるには
 難しいシナリオと一口にいっても世の中には色々なタイプがあります。シナリオ内で解決すべき問題が探索者の手に終えなさそうなものであったり、相対する敵が矮小な探索者に比べてあまりに強大であったりといった具合です。では、こうしたシナリオをプレイする上で具体的にどのようなことを心がけていけばよいのかを、私のプレイングを参考に解説していこうと思います。

・情報をより多く得る
 CoCといえば探索、探索といえば情報収集ですが、慣れてくるとその場その場で得られそうな一通りの情報は適当にやっても抜けるようになります。しかしながら、経験者向けのシナリオでは通り一遍の情報収集だけでは一筋縄に問題が解決できない場合があります。そう言ったシナリオに立ち向かうためには、少しでもより多くの情報を得ていく必要があります。

・事実確認をしっかりする
 探索者はおそらくシナリオ内で起こっている陰謀や事件に関わっていくことになるわけですが、ひねりのあるシナリオの多くは最初から提示されている「A」という問題をそのまま解決して終了といった形にはなりません。むしろ、「A」という表面的な問題を調べていたら「A’」という神話的真実に気が付き、実はその裏には「B」や「C」といった原因があり……といった具合に、話が二転三転することが多いです。
 そのため、探索者はできる限り早く「A’」という事件の神話性に気が付き、探索を進めていきたいわけですが、その時に有用なのがこの事実確認という手法です。たいていの場合最初に提示されている事件の情報なんてものはNPCたちが次々に発狂して世界が崩壊しないための方便に過ぎませんので、事前情報が「どこまでが正しく、どこまでが矛盾しているのか」を確認するだけで事件などの異常性に気が付くことができると思います。
 事件が神話的な(常識では考えられない)ものであることに気が付ければ探索者が動きだす動機としてはまずよし、そうした異常性が災厄として自分たちの身に振りかかってくる可能性までわかればどんな探索者でも積極的に探索を行う動機を得ることができるでしょう。事前情報が整理されることで、次に何をすればいいのかがわかりやすくなるのもメリットです。

・神話生物の遺留物をできる限り調べる
 探索者が事件に関わる多くの場合、事件現場など神話生物等々の痕跡が残る場所を探索することがあるでしょう。そういう場所ではだいたいシナリオに用意されている情報や探索ポイントなどが用意されていたりしますが、私はそうした情報の一歩先にある情報を得ようと試行錯誤することがあります(KPの対応力をうかがいながらですが)。
 例えば、壁などが破壊されていればどれくらいのSTRでどのように破壊されたのかを調べようとしますし、神話生物の体液や皮膚片などが残されていればその耐久性(装甲点)や性質を調べたり、可能であれば化学薬品や火に対する反応を見ることで、対抗手段や防御手段を講じることができます。〈化学〉や〈生物学〉、〈地質学〉といった専門技能の割と少ない使いどころでもあります。
 こうした動きは神話生物が自分たちの敵であると認識している前提ですので、早めにこうした脅威認識を持ちたいところです。猜疑心の強いPCや被害妄想が激しいPCの場合、こういうところで理由づけが楽だったりします。

・敵対組織は搦め手から攻めていく
 クトゥルフの大きなシナリオではカルト教団のような敵対組織が登場する場合がありますが、真正面からダゴン秘密教団の本部に乗りこんでいくようなことをすれば、下手をすると殺される可能性すらあります。しかしながら、こうしてシナリオに出てくる組織というものはたいていの場合探索者に付け入る隙があるものです。警備が緩かったり、下っ端の構成員が不平を抱いていたり、トップの方針に不満を抱く幹部が居たり……といった具合です。はっきり敵対していない情報収集段階であっても、こうした隙間は貴重な情報を得る切り口になります。
 探索者としてはまず弱点の存在を認識しなければいけませんから、組織の評判や事件との関わりなどから外堀を埋めていき、潜入や交渉に臨みます。とくに、NPCから情報を引き出すのは探索者のRPのしどころです。カマをかけたり、報酬をチラつかせたりしながら補正を引き出しつつ、必要があれば交渉技能を使用しましょう。

・使えそうなものは使う
 基本的にCoCは探索者を中心に事件を解決すべきという風潮がありますが、実際のところ例えば警察組織が(無能ながら)探索者に協力するといった事例が見受けられます。これ以上となるとやはりKPのさじ加減になりますが、例えば鑑識の力を借りることで情報分析の手助けとする事例は良く見かけます。しかし、こうした直接的な外部組織の使用を是とするのであれば、それらの延長として表向きの事件に関する情報を流し、黒幕の家の周辺に非常線を敷かせ、探索者たちが突入して逃げられた際の保険とするといった使い方ができるかもしれません。
 また、あまりやりすぎると「私は金持ちなので召使が100人~」みたいなことになりますので自重が必要ですが、NPCも巻き込めるならなお良いです。肉壁はあるだけいいですし、適度に人が死ぬとセッションに緊張感がもたらされます。

 興が乗ったので続きそうです。二月中旬まで南へ北へと飛び回っているので、二月の下旬に投下予定。


買って積んでいるんですが、はたして面白いのだろうか。



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